走人独笑III

ポケモンしたり、パソコンで遊んだり、走ったり

はじがき〜Macbook購入と共に始まる走人独笑III

 

みなさん、こんにちは。

改めまして、りんごです。

 

まもなく2020年度が終わり、2021年度を迎えますので気分転換にブログタイトルを変えて投稿していくことにしました。気分をガラッと変える関係上、単にタイトルを変えるだけでなく、ブログ自体も新しい物を作成しました。今後はこの新しく作成したブログに投稿をしていきますので、みなさんよろしくお願いします。

 

 

では早速、本題に入ります。
上述でも触れましたが、新年度を迎える時期は何か気分を変えるトリガーを用意したほうがいいなと思っております。去年は部署の異動に伴う引越し、これが大きなイベントでした。今年は引越しはありませんので、拠点は引き続き今と同じ場所になります。

 

ではでは、何をしようか??

 

ということで、買ってしまいました。 

 

 

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Macbook Pro

 

わいにとってはかなり奮発(T ^ T)

 

製品のスペックは、以下の公式サイトをご覧いただければと思います。

 

www.apple.com

 

メモリは16GB、ストレージはSSD1TBを積ませていただきましたが、大きく変わった点といえば、CPUがIntel社の製品(Core i5など)ではなく、Appleが独自開発をしているApple M1(アーキテクチャの提供はARM社)になっている点だと思っています。

 

お恥ずかしながら、私自身、ゴリゴリパソコンを使いこなすわけではありませんので、快適に動いたらそれでええやんくらい人間です。Macを選んでいる理由も"デザインが好きだから"、ただそれだけと行っても過言ではありません。

 

つまり、Apple M1速い!やっぱりIntelとは違う!ということを感じる部分は正直、今のところはありません。ただ、なんとなく速い気はしています。(プラシーボ効果!)

 

とはいえ、せっかくなのでこれを機にCPUについて、少し調査をしてみることにしてみました。

 

まずはコンピュータの構成を見ていきましょう!

 

現在、使われているコンピュータのほとんどはノイマン型で動作しており、以下の図のような構成になっております。(図は適当に作ったので、多少見苦しいところがあるかも知れませんが、ご了承ください。)

 

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入力装置はマウスやキーボード等、出力装置は主にディスプレイ(モニタ)になります。

 

そして水色のブロック部分がコンピュータ本体の部分になります。コンピュータの性能は?と聞かれたら、この部分の性能を答えることが多いです。

 

具体的には主記憶装置というのが、俗に言う「メモリに」あたり、プログラムやアプリケーションを実行している際にデータを一時的に記憶する領域になります。処理速度は速いのですが、電源を切るとデータが消えてしまいます。仕事場で例えるなら事務机の上と思っていただいたら良いかと思います。作業に必要なデータだけを取り出して置いておく感じです。(中には机の上に道具を置きっぱなしという方もおられますが・・・)

 

続いて補助記憶装置。ハードディスクやSSDなどがあります。ハードディスクは時期的にデータを記録するもので、SSDは電気的にデータを記憶する装置になっています。電源を落としてもデータの記憶が可能ですが、処理(読み書き)に時間がかかります。これは仕事場で例えるなら書庫や棚と思っていただいたらいいかと思います。多くの資料が保管できますが、仕事机を離れて書類を取りに行かないといけないので、その分時間がかかるといった感じです。

 

そして、最後にCPU。制御・演算装置になります。各部位に信号を送り、データの読み書きを行わせたり、実際に与えられたデータの演算を行なったりします。仕事場で例えるなら、デスクで作業する人間に当たります。(←合ってる?)

 

CPUといえば、インテル入ってる?でお馴染みのIntel社製品が有名です。PentiumシリーズやCoreシリーズが有名で、Intel Core i3、i5、i7などがよく聞かれます。「君のCPUはコア何や?」なんてのもよく聞く質問です。これのようにIntel社のCPUは、ほとんどのパソコンで使用されており、Windows機でもMac機でも使用されていました。Macはソフトもハードも自社製というイメージがある中でCPUはIntel社で、「MacWindowsと同じものが入ってるんや!」なんて会話もときどき聞かれます。

 

MacもCPUはIntelだったのですが、Macbookの最新シリーズではApple M1という、Apple社独自のCPU(厳密にはCPU、GPUDRAMなども合わせ持ったチップです。)を導入してきました。AppleのHP曰く、高速化と低電力化が図れているとのことですが、私程度の使用度合いでは今のところ大きな違いは分かりません。そもそもMacbookを購入すること自体が今回初めてなので比較のしようもありませんが笑

 

ただ気になるのは、最近登場したばかりということもあり、アプリケーションがM1に対応していない場合があるということです。これまでは、Intel社の製品が主流でしたから、アプリケーションの多くはIntel社の製品で動作をするように設計されているわけです。Intel用の動作プログラムが組まれているアプリケーションでもRosetta2を介することによってM1チップの搭載されたMacbookでも動作が可能ですが、Rosetta2を介することで速度がどうなるのか?動作が不安定になる可能性も否めません。

 

兎にも角にも、Intel仕様のアプリケーションをM1チップ上で動作させることはできません。ネットサーフィンするくらいなら、ほとんど問題ないですし、Apple発のアプリケーションであればM1対応していることが多いので、日常使いする場合であれば、困ることは無いと言って良いと思います。

 

ということで!影響無し!M1チップ万歳!で終わってもよかったのですが、M1であるがゆえに引っかかったこともありまして、それについても記載しておこうと思います。

 

それはPythonのインストールです。Pythonプログラミング言語で、大本をインストールしてもそこそこ使えるのですが、高度な演算を行わせる場合にはライブラリ(追加機能パッケージみたいなもの)をインストールしてやる必要があります。数値演算系ではnumpyやscipy、pandsなどのライブラリをインストールしてやる必要があるのですが、このインストールの際にインストールエラーが発生してしまいました。100行以上あろうかというエラーに、流石に怯んでしまったのですが、どうやらM1であることが原因でインストールがうまく行かない模様でした。

 

このインストールできない問題は、atomというプログラムエディタをインストールし、そのatom上でインストールを行うことであっさり解決できました。ただ、重要な点として今、どのアーキテクトでプログラムを実行しようとしているかを把握しておくことが大事であるらしいです。

 

今回のPythonのインストールはMacbookに最初から導入されているターミナルにて行っていましたが、このターミナルはM1チップ上で動いています。しかし、atomは先ほど記載したRosseta上で動作を行っています。IntelプログラムはRosetta上で動作させないとエラーを起こしますので、Pythonのインストール作業もM1上で動作しているターミナルでは失敗し、Rosetta上で動作しているatomでは円滑にインストールが進んだのではないかと踏んでいます。今はいまひとつよくわかっていない状態ですが、今後は意識して気をつけていきたいポイントです。

 

 

ということで、今回は、

 

・新しいMacbookを買いました。

・従来のIntel Coreプロセッサではなく、Apple M1が搭載されています。

・ほぼほぼ問題なく動作しましたが、Pythonをインストールする際にうまく行かない場面がありました。

Intel上で動くように設計されているアプリケーションはRosetta2を介して動作させる必要がある。(直接M1で動作させようとしてもエラーになる)

 

ということが、ポイントであり、学んだことです。

 

 

以上!

 

ではまた!

 

ノシ